ほくろ除去をしたあとの肌ってどんな状態?
HOME > ほくろ除去後の凹みは1ヶ月でどこまで回復する?
クリニックでのほくろ除去は、おもにメスを使用した切開縫合法かレーザー照射による除去になります。いずれにせよ、肌に何かしらの影響が出そうですが、ほくろを除去したあとの肌はどのような状態になるのでしょうか?
【切開縫合法】
ほくろ周辺の皮膚から切開・切除し、縫合して傷が塞がるのを待ちます。縫合するので、抜糸するまでの間は糸が付いたまま状態です。写真中央が施術直後、向かって右は半年後の状態。
引用元:酒井形成外科
【レーザー】
ほくろのあった部分がくりぬかれたように凹みます。縫合はせず、保護テープを貼って皮膚が再生するのを待ちます。
引用元:ヒルズ美容クリニック
ほくろ除去後1ヶ月でどこまで肌は回復するのか
上記で説明した通り、ほくろ除去後にはどうしても跡が残ります。ですが、そのまま残ってしまうわけではなく、肌の回復(ターンオーバー)によって徐々に薄くなっていくので安心してくださいね。
ではここで、施術から1ヶ月ほどで肌がどこまで回復するのか見てみましょう。
【切開縫合法】
引用元:松下皮フ形成外科・院長日記
【レーザー】
いずれも一例ですが、順調に回復すれば1ヶ月でここまで目立たなくなります。お化粧をしてしまえば、ほとんどわからないくらいですね。
凹みがいつまでも消えない!一体どうして?
ほくろ除去跡の中でもレーザーによる「凹み跡」は、深さによってはお化粧をしても隠しづらく、気にする方が多いです。
順調に回復すれば上記症例のように1ヶ月ほどであまり気にならなくなり、1年も経てば凹んでいた皮膚も盛り上がってきます。しかし、場合によってはいつまで経っても凹みが改善しないということもあるようです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
考えられる理由は以下の通り。
・根の深いほくろを奥まで削り取った
・大きなほくろを除去するためにレーザーを何度も照射した
このような施術をした場合には肌が深く傷付いている可能性が高く、回復するまでに時間が掛かります。そのため、根が深い・大きいほくろの除去方法については、慎重に決める必要があるのです。
また、施術後のケアが適切でなかった場合にも凹みが改善しにくいことがあるようです。保護テープをきちんと貼っていなかったり、傷跡を刺激してしまったりすると回復が遅れるので注意しましょう。
凹み跡対策とケア方法
凹み跡を残さないために最も重要なポイントとなるのは、術後のアフターケア。除去跡を刺激しない、処方された軟膏や保護テープを適切に使用するなど、医師の指示にきちんと従いましょう。
そのうえで、1年以上経っても凹みが気になるようであれば、施術を受けたクリニックに相談してみてください。クリニックによる凹みの改善方法は、以下のようなものがあります。
・ヒアルロン酸注射で凹んでいる部分に膨らみを出す
・凹んでいる部分を切除・縫合する
これらは凹みの改善に高い効果が期待できますので、どうしても気になる凹みは悩まず相談してみましょう。