ほくろ除去は保険を利用すればお得?保険適用治療と自由診療の違い

ほくろ除去で保険は利用できる?自由診療と保険適用の違いとは

ほくろ除去で保険は適用できる?

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ほくろの状態によって適用は可能

医療保険は基本的に「日常生活に何らかの負担が掛かる傷病」にのみ適用されます。より肌を綺麗にしたい、といった美容目的では例え保険利用ができる病院でも適用はされないでしょう。

保険適用がされるほくろ

保険利用ができるほくろといえば「メラノーマ」です。メラノーマとは簡単にいえば皮膚ガンであり、放置すれば健康に大きな悪影響を及ぼすため、その治療には保険が適用されます。 メラノーマとほくろの違いは多くあります。体に突然現れ、時間経過とともに徐々に大きくなるのが特徴です。また、形状は円形以外の非対称であり、色の濃さにばらつきがあることや、触った感触が固くザラザラしているなども判別するポイントとなります。

稀に医師の判断で適用される

メラノーマ以外のほくろでも、生活に支障をきたすと判断されたほくろは、保険適用となる場合があります。徐々に肥大化していくようなほくろや、出血などが頻繁に起こるほくろの場合、生活への負担も大きいと医師が判断し、保険を適用させてくれる場合があります。また、メラノーマの検査のため、ほくろを除去する場合なども保険適用がされるでしょう。

保険適用と自由診療での治療の違い

  • 自由診療:自由診療でほくろ除去をする場合、全額自己負担となります。自由診療にはメリットが無いように感じますが、実際はそうでもありません。自由診療では、保険適用と違い縛りの条件がないため、自分の希望する施術でほくろ除去をすることができるので、施術の幅が広がります。
  • 保険適用:健康保険を利用して、ほくろ除去を行うと自己負担額は、3割程度です。ほくろ除去にかかる費用が安くなるというメリットがある一方で、デメリットも存在します。それは、特定の施術方法でしかほくろの除去ができないという事です。保険適用の施術方法は、各クリニックによって異なるので、事前にリサーチして自分の希望する施術方法が保険適用なのかどうかを調べる必要があります。

ほくろ除去で保険適用となる条件とは?

健康保険を利用してほくろ除去を行うには、いくつかの条件があります。 まず、健康保険が利用できる病院でほくろ除去を行うということです。健康保険が利用できる病院というのは、皮膚科であれば問題ありません。しかし、美容クリニックの場合は、注意が必要です。美容クリニックなどでは、審美目的での施術が一般的になっているので、自由診療の可能性があります。ですから、美容クリニックなどでほくろ除去を行う場合、健康保険が利用できるのか事前に確認するようにして下さい。

次に、ほくろの状態です。健康保険適用となるほくろは、「病気の可能性がある」「悪性の疑いがある」など、そのまま放置しておくと危ないほくろの事です。その代表的な病気として、メラノーマがあります。メラノーマは、皮膚がんの一種で、そのまま放置してしまうと、全身に転移する可能性がある病気です。また、メラノーマ以外のほくろでも、生活に支障をきたすと医師に判断されたほくろは、保険適用となる場合があります。

最後に、ほくろ除去の施術方法です。施術方法は、メスを使った切除縫合やくり抜き、電気メス、レーザーなどがありますが、各病院によって健康保険適用の施術が異なります。なので、ほくろ除去を行う前に、受けたい施術方法が健康保険適用可能な施術になっているのか病院に確認するようにして下さい。

ほくろを除去する前に……

ほくろ除去に関する自由診療と保険診療の違いや、保険適用となる条件を紹介しました。

もし、気になるほくろがあり悩んでいるのなら、一度医師に確認してもらうことをおすすめします。ほくろ除去は、費用も大切ですが、ほくろの種類や仕上がりの美しさも重要です。 悪性のほくろで無いと分かるだけでも、施術の幅が広がりますし、何より安心できるもの。 自分にあった施術をしてくれる病院を探して、相談してみましょう。