どこで施術する?~ほくろ除去~
HOME > ほくろ除去のメリット・デメリット・費用を比較
気になるほくろがある場合、ほくろの除去は、皮膚科・美容皮膚科どちらで施術を受けるのがよいのでしょうか。そもそも、名前も似ているし違いが分からないという方もいると思います。
皮膚科:手荒れや肌荒れ、水虫など、皮膚のトラブルや病気を治療する診療科目。
美容皮膚科:シミやシワ、ニキビ、たるみなど、美容に関する治療をする診療科目。
ほくろを除去するためのレーザー治療は、皮膚科・美容皮膚科どちらでも受けることができます。では、どちらに行くと良いのかそれぞれ違いをみていきましょう。
皮膚科でほくろ除去
皮膚科でほくろ除去を行うメリットは、悪性のほくろ、または生活に支障が出るようなほくろを除去する場合は保険適用となる事です。また、そのほくろが悪性かどうか、病理検査することができます。反対に、デメリットとなるのは、保険適用の場合、一般的に切開縫合法でほくろを除去する事です。保険適用の施術は各病院によって異なるので、通院する前にレーザー治療が保険適用になるのか下調べが必要になります。また、皮膚科では、ほくろを除去することが目的なので、傷跡への配慮が薄いこともあるようです。
皮膚科でレーザー治療を受ける場合の費用:1mm~5mmほどの大きさのほくろ5,000円~10,000円ほどです。ほくろの大きさや個数、保険適用によって金額が変わります。
また、皮膚科によって保険適用の判断や基本的な費用が異なる事を覚えておきましょう。
美容皮膚科でほくろ除去
美容皮膚科のメリットは、美容目的のため、傷跡への配慮がされるということです。また、レーザー治療でほくろを除去することでダウンタイムが短く、傷跡が残りにくいというメリットもあります。反対にデメリットとなるのは、保険適用外になること。美容皮膚科では、保険適用されないことがほとんどで、高額になる可能性があります。また、大きく膨らんだほくろの場合、レーザーで治療できないこともあるので注意が必要です。
美容皮膚科でレーザー治療を受ける場合の費用:1mm~5mmほどの大きさのほくろ2,000円~40,000円ほどで、ほくろの大きさや個数、状態によって費用が異なります。
どちらを選ぶ?
美容目的でほくろ除去を行なうのであれば、美容外科でレーザー治療を行なうと良いでしょう。
病理検査を行ないたい人や、保険適用されるほくろの場合は、皮膚科で除去目的の治療をすると費用を抑えることができそうです。
そこまで大きな差はありませんが、不安な人はまずは医師によるカウンセリングを行なう様にして下さい。